プログラミング言語のはなし11
【プログラミング言語のはなし11】
「...ということは、プログラミングを学ぶとなれば、C言語を選んでおけばいいんじゃない?」
もし、周りにプログラマーがいらっしゃれば、そう問いかけてみてください。
「...え〜っと、そ、そう、うん、それはそうなんだけど、で、でもね...」
と奥歯にモノが詰まったようなナマ返事が返ってくると思います。
なぜか?
それは、「現代のものごっつい重厚かつ高性能なパソコンと、超高速インターネットがフツーにあるこの満たされた豊かな時代において、アナタC言語でいったいナニするつもり?」
と、回答者は瞬時に8ビット4MHz相当の(?)脳で考えてしまうからです。
そう、ダークサイドに堕ちた者が使うとちと厄介で、比較的簡単にウイルスも創れてしまいます。
つまり、コンピュータ黎明期に誕生した言語なので、その使用場面が、コンピュータがその中身をむきだしにしていて、プログラマーが直接CPUだのメモリだのをいじり倒しながら使う場面を想定されているのです。