くまちゃんのiOS/Androidゲームプログラミング

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プログラミング言語のはなし12

プログラミング言語のはなし12】
今からプログラミング言語を学ぶ初学者にとっては、C言語はちょっとオススメしにくいかな、というのが現状です。

いや、もちろんヤル気があるならば、個人的にはC言語がイチバンなのでぜひとも習得すべし、と思っています。それに言語そのものは実にシンプルでカンタンですし。例えるなら、スポーツでもルールが少ないサッカーみたいなもんでしょうか。スピーディーだし。あ、オフサイド(メモリチェック)は取られないですけどね。

C言語は、生まれが1972年である時代背景からして、その設計思想が要はマシン語の置き換えなんです。マシン語でプログラミングする「お作法」さえ分かっていれば、もうマスターしたも同然です。「おお、こんなにラクしちゃっていいんだろうか?」「え、メモリの番地を覚えておかなくていいの?ポインタってスゲー!」とニヤけること必至です。でももうそんなコンピュータヲタクは絶滅危惧種ですね。あ、危惧しなくてもいいかもしれませんね。

今、あえて「ポインタ」というワードを使ったのですが、現代では「C言語はムズカシイ」と世間一般では言われていて、特にその元凶がこの「ポインタ」であるとされています。

なんでそんな風に思われるようになったのか?めちゃカンタンなC言語はいったいいつからムズカシイなんてレッテルを貼られ、世間から疎まれる存在になってしまったのか?

それは、人類が成し遂げたコンピュータの輝かしい技術革新のウラで、ひっそりと生まれた「闇」が関係しているのです。それは発展と密接不可分なので、まさにジレンマと呼ぶにふさわしいでしょう。あ、あえて「イノベーションのジレンマ」とは言いませんよ?クリステンセンのそれとは意味が違います。いつものようにGoogle先生に尋ねてみてください。今日はここまでにしますから...。(続く)