プログラミング言語のはなし28 最終回
【プログラミング言語のはなし28 最終回】
...ラストです。
多くの評価が概ね好意的で、「イマドキ」の言語のいいところを取ってきた、というものでした。思わず笑ってしまった評価は「いい意味でこれと言った特徴がない」というもので、まさに現代のプログラミング言語の潮流に乗っかるとそうなるよなあ、ということを見事に表現していると思いました。
以前の記事で、FacebookやGoogleも新言語をつくっており、ということを半ばボヤき気味に書いてたのですが、Appleまでもやってくるとは、これからのIT覇権争いはいかに開発者も自社フィールドに囲い込むか、ということも戦略に入ってきてるんだと思わずにいられません。
そして一方で、こういった大企業の動きに反発してオープンソースのメリットを唱え、「自由」の旗を掲げて自ら言語を開発していくヒーローが現れるのも、この世界のオモシロイところだと思います。
Rubyをオススメしたい最大の理由は、「Rails」というフレームワークと組み合わせると最速でWEBアプリが開発できる点です。特にデータベースとの接続が素晴らしく、はじめて触った時は久々に「マ〜ジ〜で〜!」と歓喜の声をあげたぐらいです。iOSアプリを作らないのでしたら絶対Ruby on Railsやるべきですよ。カックイイッスよ。モテますよ。
私の考えは、言語仕様どうこうというよりも、サッサと手を動かしてつくってナンボ、というものに重点を置いています。
...本当は「C言語」ですけどねッ!
いや〜、思わぬ展開となりましたが、ある意味時宜を得たといえるのでしょうか、新言語Swiftが登場してのエンディングってホント奇跡的だとも思います。
このプログラミング言語のはなしもこれにてネタ切れでございます。ここまでお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました!
(完)