ゲームプログラミングのはなし1
【ゲームプログラミングのはなし1】
無いと思ってました?...やっぱり、通勤中結構ヒマなので。
さて、前回プログラミング「言語」のことについて書いてきました。それはいわば「道具」そのもののことについて、それがいったいどういう思想や仕組みでできているのか、ということについて長々と説明してきたのでした。
で、今回からは、道具のことばっかり論じていてもいつまでたっても肝心の「プログラム」が出来ないので、その「作り方」について書いていきたいと思います。
ただですね、この講座(?)の受講者は「非プログラマー、文系、社会人」をターゲットに開講しておりますので、プログラミングする際の「考え方」に重点を置いた説明ぶりにしたいと思っています。もともとこの講座のキッカケとなった「自分はプログラミングしないんだけど、プログラマーは世界をどう見ているのか、どんな考え方をしているのかを知りたい」というニーズにお応えするものですので、その点ご了承ください。もっと言えば、私がどう考えているのか、ということをお伝えする、ということになってしまいますね。
だから、プログラミングといっても「ゲームプログラミング」ですよ。
ゲームってどうやって作られて動いているのか?ということの概要を理解できれば修了です。オンライン修了証書は出ませんよ。
...さて。
ゲームプログラミングは、おおよそ一定の「型」「パターン」が決まっていると言えます。ごくごくおおざっぱに言うと、
1 画面に画像を描画する
2 プレイヤーから入力を受け付ける
3 結果と「未来」を計算する -> 1へ戻る
この繰り返しに過ぎないんですね。
ですので、この「型」にさえなれるとあとはアイディア次第でポンポンゲームを量産できます。ええ、そのアイディアが一番苦しむんですけど。(続く)