くまちゃんのiOS/Androidゲームプログラミング

マイペースでゲームつくってます。

ゲームプログラミングのはなし18

【ゲームプログラミングのはなし18】
OpenGLはもんのすごい勉強が必要です。定番の入門書がよゆーの1000ページ超え。私もン年前に、「よ〜し、よおおおし、この眼前にそびえ立つ山を越えてみせようぞ!」と意気込んで買ったものの、漬物石のような重さに通勤電車で読むこともままならず(当時はまだKindleが無かった)、スクラップして細かくしようとしたもののそれっきりで挫折した過去があります。ホント分厚いんですよ。武器かと。

本気でCGを極めピクサーに入社でもしようとするならマスターすべきなんでしょうが、ゲームプログラマーにはちょっと荷が重過ぎる分量です。しかも、3Dではなく、2Dゲームの開発だけに絞れるなら、必要な知識はホンの少しだけでいいんです。もう画像の読み込みと描画とアニメーションのための画像の差し替えだけでいいんですから。

AppleはまさにそのためにSprite Kitという便利道具を出してくれました。OpenGLを2Dゲーム開発に必要な部分だけ手間なしに使わせてくれる気の効いたヤツです。別に以前から同じ目的のcocos-2Dというのもあったんですがね。頻発にOSをアップデートするiOSでは他社製品の利用は余計なブラックボックスを抱え込むのはリスク&精神衛生上良くないのでなかなか手を出しにくかったのですよ。

Sprite Kitを使うデメリットとしてはiOSでしか動かないのでAndroidでもゲームを作るという人にはコストになるということですね。私は今のところとても時間のリソースに余裕がないのでiOSに集中で精一杯ですが;(続く)
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