Validationは登録のあとに

今回のアプリ審査提出でハマったエラーのはなしです。

これまでに審査提出を８回も経験していると、さすがにApp IDやらProvisioning fileやらが何なのか、ということがいつの間にかなんとなーくわかってきていて、人様のハウツー審査のブログを見ずとも、たったひとりでApple Developerサイトに立ち向かっても、なんとかなるほどになってきております。それはもう最初の頃は何をやっているのかチンプンカンプンで、人様のブログを見ながら一歩でも踏み外そうものなら最初から、だったのに…。今や「見える、私にも敵が見える！」状態です。

で、色気が出てくると、「こうなんじゃね？」とさくさくApp ID、プロヴィジョニングファイルを順調に作って、「さあ、これらを使ってリリースビルドだ！」と機嫌良くリリースビルドをアーカイブで実行。成功。よしよし。

・・・と、ここまでは良かったのですが、次に「じゃあ、ここで出来ることはやっておきたいから、Validationもやっておくかね」とValidationを実行すると、iTunes connectがうんたらかんたらのエラー。

「は？」

いやいやいやいや、リリースビルドは成功したやん？なんでここで詰まるわけ？
私の考えではエラーになる要素が全くないハズなんだけど？
Validationって、書いたプログラムにヘンなところが無いか確認するだけでしょ？

ちょっと想定外なのでパニクってしまい、とりあえず今までさんざん苦労したProvisioning fileの設定やらを確認。間違っていないはず…。読み込みがうまくいっていない？再度デベロッパーサイトで作成して、ダウンロードしてみるも同じエラー。

あ、もしかするとXcodeのプロジェクト名とまったく同じにしないとダメとかそんな理由かも？とやってみるも同じエラー。だよね、別にプロジェクト名とApp ID, Provisioning fileの名前なんて一緒でないとダメな理由ないしね、とこういうロジックは見抜くことができるようにはなっている。・・・がゆえに、今回のエラーの原因がさっぱり検討がつかない。

おいおいおい・・・まじかよ、これは初めてのケースだぞ・・・

不安MAXなので、お世話になっている人様のハウツー審査提出のブログを見直す。
そして、これは必要ないハズ、と思いながらもあまりに不安なのでcertificateのファイルまで新たに作り直してみる。でも結果は一緒。うん、だよね。

あー、わからん！これはわからんぞおおお！

と、最後の手段として、エラーメッセージをまるまるGoogle検索につっこんでみた。

安定のStack Overflowがヒット。
悩める子羊さんが海外にもおられるらしい。なになに…。

なああああにいいいいいいいいい！！！！！

「Validationは、iTunes Connectでアプリ提出の準備完了の後でないと、このエラーが出るよ」

・・・はああああああ。

はいはい、ヘンに知識がついてきて先々行こうとした私が悪うございましたよ。
確かに、人様のハウツー審査のブログを見ても、この順番。というか、順番なんて気にした事無かった。
ただ単に、Xcodeでの作業を可能な限り先に終わらせてから、万全の体制でアプリ情報の入力にのぞみたかっただけなのに・・・。
iTunes Connectの情報入力って、ビルドのタイミングがどーもしっくりこないんですよね。途中でインサートするって感じが気色悪くて。

まあ、またひとつ敗れたことによって強くなったと思うことにしましょう。
皆さん、Validationはアプリ情報を登録したあとに。