プログラミング言語のはなし5
【プログラミング言語のはなし5】
その苦労から逃れるために、いろんなプログラミング言語が誕生しました。
ここで、歴史上最初に生まれた言語は「Fortran」といいまして...とプログラミング言語史の講義はしませんので、Google先生に尋ねるか、米国シリコンバレーにある「コンピュータ博物館」にあるなが〜いプログラミング言語の家系図を見に行ってください。オタクな私は平日昼間でさらに人気のないその展示を前に、ひゃっほうと思わず写真を撮りまくりましたので添付しておきます。2枚目見るとホラ、Fortranから始まってるでしょ?
...さて。
ここで考えたい大事なことは、では、いったい全体そのプログラミング言語とやらは、どうやって動く仕組みになっているのか、ということなのです。
より直接的に言えば、どうやってコンピュータに意図を伝達しているか、命令をしているか、ということなのです。
この原理を理解すれば、はっは〜ん、とうとう正体をつかんだぞ、プログラミング言語め!これまで散々いろんな呼び名でおどかしやがって!キサマなどただのハリボテに過ぎぬわ!と怖れるに足らないものだという気持ちになれるでしょう。多分。
...では、その原理をば。
コンピュータですから、置き換え作業なんて単純作業は最も得意とするところです。そう、彼ら/彼女らはひたすら高速に、ニンゲン様ののたまうコトバを自分たちの機械語にえっちらおっちら一つずつ「翻訳」しているのです。