プログラミング言語のはなし6
【プログラミング言語のはなし6】
では、「翻訳」って、どうやって?
そうそう、こういうところにいちいちギモンを持つことがアナタを優秀な技術者に育て上げます。あ、文系、社会人のための講座でしたね。とっとといきましょう。
これは、まず先に、例えば「文字を画面に表示する」処理をマシン語でがんばって書いておいて、あとでニンゲン様が「PRINT」という命令を書いてきたのを見つけたときに、その部分を先ほどのマシン語に置き換えるのです。
ですので、当然のことながら、いちばん最初だけは、誰かさんが苦労してマシン語でひたすら、キーボードから入力するだの、ファイルを開くだの、といった「小さなプログラム」を大量に書かなくてはなりませんが、一度書いてしまえば、後から来る人は「プログラミング言語」というマシン語へ変換してくれるありがたい道具のおかげで、「GET」「OPEN」といった単語を使ってラクにプログラムを書く恩恵に預かることができます。
...で。
というコンピュータ界における大統一理論さえ押さえておけば、
「プログラミング言語って、イロイロあるけど....」
「...なんだっていいんじゃない?」
と、いうことを、まずは、ま〜ず〜は、わかって欲しいからなのでした。