プログラミング言語のはなし16
【プログラミング言語のはなし16】
しかし、最近巷でプログラミングが必要だ、大事だ、と言われている状況はそんな悲愴感とは無縁です。もっとカジュアルで、イケてて、クールで...
そのイメージはみなさんも普段よく使うサービスを提供しているこれらの企業のおかげですね。
これらの企業の共通点はなんでしょう?
そう、言わずもがな「インターネット」ですね。全て、インターネットを通じてサービスを提供しているのです。
この「インターネット」ってところがプログラミング的には超重要です。
みなさん、インターネットを使う時に、まず何をしますか?
そう、「ブラウザ」を立ち上げますよね。
...「インターネットエクスプローラ」とか「サファリ」とか「クローム」とかアレですよ。もうあまりに当たり前になりすぎて、意識にすらないかも知れないですね。
普段は「ブラウザの先にある」サービスに意識がいっているので、気にも止めたことがないかもしれませんが、実は「ブラウザ」はそれ自体が高機能なアプリケーションなんです。
その「ブラウザ」と絡むプログラミングこそが、クールだぜ!となることができるのです。
なぜなら、泥臭いことはブラウザが縁の下の力持ちで全部やってくれているから。
プログラミングの観点から見れば、ユーザーがブラウザを使ってやることって、かなり、か〜な〜り〜行動が限られているので、ラクなんですよ。
ユーザーとの対話に必要な処理はブラウザに任せといて、サービスの処理に集中できるのです。もっといえば、OSのことや、マシンのことなんて気にする必要がないんです。
だって「HTTP」が共通のコトバだしぃ〜、GETとPOSTだけでやっていけるしぃ〜、C?ABC?なにそれチョ〜ウケる〜
...詳細は省きますが、CPUとOSの上にさらにブラウザが乗っかった3層構造の上でプログラミングするのって、相当ラクなんです。「悪魔の契約」が必要ないんです。(続く)