くまちゃんのiOS/Androidゲームプログラミング

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プログラミング言語のはなし20

プログラミング言語のはなし20】
現在、数多く存在するプログラミング言語は、そのほとんどがC言語からの不満から生まれました。また、PCの性能向上がそれを支えています。

特に、1990年代なかばからインターネットが普及しはじめると、ホームページを「ユーザーの好みや属性に合わせてリアルタイムに書き換える」用途のために、Perl, PHPが生まれ、広く普及しました。

実はC言語って、このWEBサービスがらみのことがすっごい苦手なんです。

WEBサービス、最近はWEBアプリとも呼ばれるプログラムの主な処理は、「テキストの解析」になります。

ブラウザを通してユーザーが閲覧したホームページから送り込まれた「テキストの束」を、途中で切って貼って、解析して、必要があればデータベースに問い合わせたり...と、ひたすら「テキストとの戦い」なんです。

ところが、C言語はその生み出された意図がマシン語の効率化なので、テキスト1文字づつがあくまでメモリに「そっと置く」いちデータでしかありません。言葉としてイミのある続けて解析する対象とみなさないので、プログラマーがいちいちどこで区切って、意味を持たせるかをプログラムしなければならず、ハッキリ言って「こんなことやってられるか」となるのです。

そう、かつて、マシン語のプログラミングで「こんなことやってられるか」と同じ光景が見られたのと同じです。

そこへ行くと、PerlやらPHPなどはテキストをぶった切ってペタっと貼って、という処理が得意でコードの量も少なくて済むので、「こりゃ便利」と一気に広がったのです。

ただ、ゲームや計算はどちらかというと苦手です。

こうして見ると、プログラミング言語は大きく2つに分けて見る必要があります。

1.WEBサービスをつくるのに適した言語
2.ゲームや計算処理をつくるのに適した言語

今の風潮はこの仕分けをせずに一緒くたに語るから、ちょっとマズイな〜と思っているんですね。(続く)

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