くまちゃんのiOS/Androidゲームプログラミング

マイペースでゲームつくってます。

プログラミング言語のはなし25

プログラミング言語のはなし25】
ここでやたらとObjective-Cをススメているのには、私の体験に基づいているからです。

特に、Windowsでのプログラミングと比べてそのスッキリさに感嘆の声をあげたのが画像表示に必要なコードでした。

Windowsでゲームを作ろうとすると、必ず「DirectX」というライブラリ(プログラムを完成させるために必要な専門部品とでも言いましょうか...)が必要なんですが、まずもってコイツをインストールして使える状態にもっていくまでが七面倒くさい。初学者に説明するのを投げ出したくなるメンドクササです。

で、やっとこさ使えるようにしても、画像表示するための手順が恐ろしいほどメンドクサイ。「なんだこれは全くちがう言語か?」と思わずにいられないほどの呪文コード多用です。意味を考えていてはいつまでたっても画像が表示されないので「無」になって写経するしかありません。

つまり、オススメできないわけなんですよ。でもこれしか手段がないので、泣く泣く格闘していたわけです。もうかれこれ15年以上にもなりますかね。当時を思い出すとひたすら画像表示の準備のためのコードばっかり書いてた思い出しかありません。

それに比べ、iOSの画像表示はとってもシンプルなコードで済むので、最初は「ホントにこれだけか?」と疑心暗鬼になったぐらいです。

まあ、結局コンピュータにとってはやっていることはそんなに変わらないんですけども、プログラマーにどこまで見せるか、やってもらうか、という部分に大きな差があるということなんですけどね。気を使っているというか。

Windowsは投げっぱなしで散々苦労させられ、泣かされ続けていたところ、優しい気の利くiOSが現れたので、コロッといってしまったワケですよ。そういう意味では、やっぱりAppleのユーザーインタフェース部分のデザインは素晴らしいなあ、こちらのことをわかってるなあ、と思わせるものを持ってるといえるんでしょう。一皮むくと実は無骨なUNIXなんですけども。コード打ってるとジョブズ黒歴史であるNeXTの亡霊と出会ってビビることもありますけども。(ちょくちょく出てくる接頭語"NS"は"NeXTSTEP"から)

まあ、ムズカシイことは置いといて、触った感覚、タッチ&フィールがイチバン優しい、というのがオススメする理由です。(まだ続く)

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